カラーコーディネイトの基礎知識 第三回 〜反対色の使い方〜

 前回は、色相環を用いた色の組み合わせ方を紹介しました。
 最終回の今回は、使い方の難しい「反対色」の効果的な使用方法に関して述べます。

 反対色は、色相環における「向き合った色同士」を指します。

 これらは、上手に取り入れられれば効果的に部屋の雰囲気を操ることができますが、下手をすると 部屋の統一感を台無しにしてしまう、扱いの難しい色です。

 そのような失敗を避けるために、ここでは反対色の基本を述べていきます。


アクセントカラーとして利用

 反対色を効果的に使うにあたって、まずはお部屋の中の色を3つの領域に分類します。


ベースカラー

部屋全体の70%を締める床・壁・天井といった内装材の色。






アソートカラー

ソファやカーテン、ベッドなど部屋の主役となる大きめのインテリアの色。






アクセントカラー

部屋全体の約5%。クッションなどの小さめのインテリアの色。





 反対色の失敗しない使い方として、アクセントカラーにアソートカラーやベースカラーの反対色を使うことをおすすめします。

 ただし、メリハリが強調され過ぎる場合は、次の方法で少し抑えてみて下さい。

   ・反対色の色相環の隣の色を使用することで、少し色を近づけてみる。
   ・片方、もしくは両方の色の明度、彩度を落として、トーンで調整してみる。

 この方法だと、手軽に色を変えることができるというメリットがあります。


無彩色をベースに




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 もう少し高度な反対色の使い方として、間に無彩色や主張の強くない色を挟む方法があります。

 イタリアの国旗は、赤と緑という反対色の間に無彩色である白を配置することで、 さわやかな印象になっています。

 強い色の反対色を使う場合は無彩色やあまり主張の強くない色をベースにしたり、 これらの色を間に挟んで分離したりすることで、うまく調和させてみて下さい。


反対色を用いたカラーコーディネイトサンプル

 最後に、以上の理論を用いた反対色によるカラーコーディネイト例を示します。

   @ アソートカラーであるソファの青色に対して、アクセントカラーとなる反対色の
     オレンジのクッションを置く。
   A アソートカラーであるカーテンの青色に対して、絵やクッションの反対色との間に
     無彩色や主張の強くない色を挟む。

 以上のような使い方はほんの一例です。反対色をうまく使うことで、お部屋にちょっとしたアクセントを加えてみて下さい。



 カラーコーディネイトに関する知識として、三回に渡り特集を組んでみました。
 カラーコーディネイトの知識は、部屋の構築にかかわらず、服を合わせたり等の様々な場面で 使えますので、是非身につけてみて下さいね。


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